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港南区・栄区版 公開:2014年6月19日 エリアトップへ

横浜港南ライオンズクラブ 奉仕の気持ち 形に 50周年記念で車両を寄贈

社会

公開:2014年6月19日

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大型の福祉車両を寄贈した横浜港南ライオンズクラブの会員ら
大型の福祉車両を寄贈した横浜港南ライオンズクラブの会員ら

 地域社会に対する奉仕活動を行っている横浜港南ライオンズクラブは、今年11月に50周年を迎えるにあたり、各種記念事業を実施しており、6月10日には社会福祉法人「そよかぜの丘」に福祉車両を寄贈した。

 ライオンズクラブは世界各国・各地域で様々な奉仕活動を実施している。同クラブは1965年11月11日に、ライオンズクラブ国際協会から認証され、正式に発足。現在も36人の会員が神奈川県戦没者慰霊堂や大岡川の清掃活動、地域行事への協賛など地域に根ざした奉仕活動を続けている。

 一方、50周年という節目を前に、約2年前から記念事業を計画。必要性が高く、喜ばれるという理由で福祉車両の寄贈を決めた。購入した車両は10人乗りで車いす2台も搭乗できる大型車両。購入費は、会員が積み立ててきた資金とライオンズクラブ国際財団の交付金を活用してねん出した。

 寄贈当日は会員のほか、齊藤貴子区長も出席。同クラブは7月に役員が改選されることもあり、50周年時に会長を務める秋山武仁次期会長が、同法人の渡辺新二理事に鍵を寄贈した。車両は同法人が磯子区田中で運営し、障害者が日中を過ごしている生活介護事業所「キララそよかぜ」の送迎に活用される。同クラブ会員でもある同法人の清水鐵夫理事長は「大事に使っていきたい」と謝意を示した。

 同クラブは記念事業として区内の歩道橋2カ所に交通安全標識を設置するほか、港南区休日急患診療所に薬品棚など什器を寄贈することも予定している。

 秋山次期会長は「皆様のおかげで50周年を迎えられる。今までの活動を継続し、努力していきたい」と話したほか、「来季は『感謝の奉仕』をテーマに活動をしていきたい」と抱負を語った。また、クラブに加入し、25年目を迎える自らの活動を振り返り、「1人ひとりのメンバーが平等な立場で奉仕活動をする雰囲気と多くの人と交流できることがクラブの魅力。50周年を機に改めてPRし、会員を増やしていきたい」と話している。

 同クラブへの問い合わせは事務局【電話】045・842・5812まで(月曜から木曜の正午から4時まで)。
 

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