神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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港南区・栄区版 公開:2014年7月31日 エリアトップへ

笹下連合町内会の会長に就任した 荻久保賴則(よりのり)さん 港南在住 65歳

公開:2014年7月31日

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楽しむ気持ちで地域活動

 ○…笹下連合町内会の会長となってまもなく4カ月。対外的な仕事の多さに苦笑するが、副会長として長く支えてきたこともあり、会長職に気負いはない。12自治会町内会、6900世帯をまとめる立場だが、「仲間と一緒に楽しく活動できれば」とあくまで自然体だ。

 ○…代々この地に続く家に生まれる。大学卒業後にサラリーマンとなるが、しばらくして不動産会社「荻久保商事」を設立、今に至る。元々、地の人間だったため、西松本町内会を手伝うようになり、そのまま会長に。今年で22年目を迎えたが、地域の公園にホタルを復活させようと取り組み、今では住民の憩いの場となるなど、持ち前の行動力を発揮してきた。一方、(公社)神奈川県宅地建物取引業協会の役員など公職も多く、多忙な日々。趣味のゴルフや旅行もできないそうだ。

 ○…「みんなで遊ぼうって考えなんだ」。4月の港南桜まつりなど大きな行事が数多い笹下連合。準備など苦労もあるが、多くの役員やボランティアが活動を支える。その根底にあるのは「地域のことを良くしたい」という思いだけではない。自らが楽しんで活動する空気が笹下にはある。毎年7月に南台小学校で一泊する小学生対象の防災体験キャンプ。初開催だった2000年には76人だったボランティアも今年は154人が参加した。「ボランティアが楽しくなければ、その行事は失敗という事」。きっぱりと断言する姿に、地域活動に対する信念が見て取れる。

 ○…「何かをやって失敗するのは仕方ない。ただ、やらないで後悔するのは嫌」。後悔という言葉は自分にはないと断言するなど話す言葉はポジティブなものばかり。そんな姿勢で地域活動に参加し、また、周りを引っ張ってきた。各自治会町内会には、役員の高齢化が進むなど課題もある。それでも地域行事を手伝ってくれるボランティアの存在を念頭に「みんなが楽しめる地域になればいいね」といつもの笑顔で答えた。

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