港南区・栄区版 掲載号:2014年12月25日号 エリアトップへ

開所から30周年を迎えた「港南福祉ホーム」(港南台)の理事長を務める 石井 健吾さん 港南台在住 78歳

掲載号:2014年12月25日号

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今や地域の共同体に

 ○…「港南福祉ホーム」は区内初の障害者地域活動ホームとして、1984年に開所した。今年12月5日に行った感謝祭では、地域住民26人を招待しお祝いもした。横浜市が推進し、障害者の家族の強い願いから生まれた施設だが、着工までは地域住民との交渉など多くの困難もあった。「開発ブームの時代。障害者施設への認識が世間的にまだ薄かった」。当時48歳。現役公務員として忙しく働く傍ら、自治会役員だった立場から前理事長の早速晋氏と開所にこぎつけるため、行政と住民間の調整役として奔走した。「夜遅くに市役所や住民宅に出向いて、納得してもらえるように交渉したなあ」と懐かしむ。

 ○…住民の反対により用地が二転三転する中、市立保育園の庭地だった現在の場所に建設が決定。それから30年が経ち「時代の流れもあるけれど、できたことで『人間は皆平等』っていう意識が地域にも浸透してきた」と実感する。今では同施設のボランティアたちへの感謝祭や活動展、地域の夏祭り、防災訓練などにも参加し、地域交流が自然な形に。「時間はかかったけれど、今や地域の核で共同体。自治会やサークル活動の集まりにも利用している。逆にお世話になってしまって、浦島太郎みたい」と笑いながら冗談も飛ばす。

 ○…2012年から2代目の理事長として就任。それまでも花壇づくりなど園芸ボランティアとして同施設に関わり続けてきた。「今心配なのは、ボランティアの高齢化」。給食や行事など、ボランティアの支援が施設運営には不可欠だ。「継続していくためにもバトンタッチしていかなければ」と気を引き締める。

 ○…同施設の理事長である一方、港南区公園愛護会連絡協議会の会長も務める。その活動がきっかけで、苗作りなど園芸が趣味になったという。「利用者と職員、地域の三者がこれからも絆を深めていけたら」。花木を育てるように温かい目線で、施設の成長を見守る。

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