港南区内各地における地域活動の取組事例などを発表する「港南区元気な地域づくり推進フォーラム」が3月14日、港南公会堂で開催された。
これは、港南区連合町内会長連絡協議会(区連会)と港南区社会福祉協議会、港南区役所が主催したもので、発表を通じた情報共有などが目的。当日は自治会町内会、地域ケアプラザの他、各種連絡会などの関係者も出席した。
防災・減災などテーマに
事例発表は、【1】防災・減災、【2】見守り・支えあい、【3】地域の魅力づくりと担い手確保、【4】こどもフォーラム、【5】学び舎ひまわり、というテーマごとに行われ、防災・減災については、4つの自治会町内会などが発表した。
上永谷町内会は初めて独自の防災訓練を実施し、その経緯や成果を発表。災害対策実行委員会を立ち上げたほか、分かりづらかった「いっとき避難場所」を見直して防災訓練を実施したことで、連合町内会での防災訓練参加者も100人から230人ほどに増えたと報告した。
また吉原中町内会は、「七夕祭り」や「もちつき大会」といった親睦行事の中に炊き出し訓練の要素を取り入れていると発表。同町内会の小後摩基会長は「緩やかでもしっかりと、防災意識を根付かせていくことが重要」と思いを語った。
また齊藤貴子港南区長も登壇し、2015年度の取り組みについて従来方針を引き継ぐという方向性を示した。区連会の藤田誠治会長は「地区ごとの意見交換会や団体間の連携を活発にし、相互に情報を共有しながらつながりを強めていきたい」と呼びかけていた。
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