港南区・栄区版 掲載号:2015年6月25日号 エリアトップへ

トルコで行われた空手のIJKA世界大会で最優秀選手に選ばれた 奥田 健介さん 大久保在住 27歳

掲載号:2015年6月25日号

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栄冠は己のためじゃなく

 ○…世界30の国と地域から選手が参加して開催されたIJKA世界大会。団体の組手・型、個人の組手・型・古典型と、ほとんどの部門を日本チームが制覇した。その中で、出場したのは団体戦のみだったにも関わらず、身長166cm、62kgという最も小柄な選手が最優秀選手賞に輝いた。抜群のスピードと、怯まず前に出る「気持ち」が一番の武器。「ふがいない試合だけはしたくなかった」

 ○…国際尚武館空手道連盟に所属し、子どもから大人までを対象にした空手教室の指導員を務める。「世界大会に挑戦することで、『一歩踏み出す勇気』を見せたかった。言葉だけでなく、行動をもって」と出場を決意した。大柄な外国人選手の一撃は、大けがの危険もあり、「怖いですよ」と正直に明かす。だが「たとえ負けても、後味は悪くないように。そのためには、逃げずにやりきらないと」。

 ○…東京都出身。「仮面ライダーみたいになりたい」と願っていた少年は、5歳の時に転居した沖縄で空手と出合った。父とともに道場に通い、帰宅後は枕をサンドバッグ代わりにして練習する二人三脚の日々。周囲の応援を実感していたからこそ、「感謝の気持ち」がモチベーションだった。中学3年時には、全国中学校選手権大会・個人形(かた)で全国制覇を成し遂げた。「優勝の嬉しさは、小さな大会も全国大会もあまり変わらなかった。でも周りの人が喜んでくれて、より大きな恩返しができたということが、何より嬉しかった」。そう優しく穏やかに振り返る。

 ○…再び日本一にと、高校・大学でも空手を続けたが大きな結果は残せなかった。また大学時代には、理不尽な上下関係に悩んだことも。だが指導者になった今、それらの経験は財産になっている。「結果が出せない選手の気持ちも知った。いろんな人がいるからこそ、礼儀や謙虚さ、優しさが大事」。強さは他者を思いやる心に宿るということを、空手を通じて広めていく。



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