総合建設業の(株)キクシマ(港南台/菊嶋秀生代表取締役社長)は同社の50周年記念として、ベンチなどのストリートファニチャーのデザインコンペを開催する。テーマは「まちを楽しくする」こと。子どもから学生、デザイナーまで幅広くアイデアを募集している。横浜市都市整備局など後援。
同社は1965年設立。50周年の節目に、横浜都心部に賑わいを創出し、まちを楽しくするストリートファニチャー(屋外装置物)のデザインコンペを行う。
募集作品はベンチやコロン・モリス(広告塔)、花壇、照明器具などのほか、まったく新しい機能を持ったツールやデザインを想定しているが、犬のふん害や自転車の違法駐輪など、都市の諸課題を解決して、街を快適に使いやすくする観点も求めている。同社によると「『港町横浜』という歴史と文化を踏まえ、さらに発展していく未来の横浜にふさわしい斬新なアイデア」を求めているという。
応募資格は個人、グループどちらも可。子どもから学生、デザイナーなど、年齢、職業は不問。提案場所は横浜都心部のストリート(歩道)とすることで想定地域は自由。また、素材、大きさ、機能も自由だが、材工費は50万円以下で実現可能であることが条件。ただし、子どもなどが応募する際は、厳密に材工費を考慮する必要はない。応募は同社HP(ホームページ)(http://www.kikushima.co.jp/)からエントリーシートをダウンロードして提出。エントリー締切は9月15日、作品提出締切は9月30日必着。詳細は同社HPを参照。
入賞作品は製作
審査委員長は日本建築家協会神奈川地域会代表の飯田善彦氏。審査委員には家具デザイナーや写真家も名を連ねている。11月2日の公開二次審査で各賞を決定。入賞作品3点は実際に製作し、ストリートに仮設展示する。また、佳作7点には記念品などが贈られる。
菊嶋社長は「若いアイデアが横浜の活気につながる。コンペが豊かなデザインを身近に感じさせ、独創的なアイデアを発表する場になれば。みんなで横浜を元気で楽しいまちにしていきましょう」と応募を呼び掛けている。問い合わせ等は同社内事務局【電話】045・633・3663まで。
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