杉浦紀子バトンスタジオ(港南台)に所属する仲澤友莉菜(ゆりな)さん(栄区在住/湘南学院高3年)と平久井(ひらくい)愛由(あゆ)さん(金沢区在住/金沢高3年)が、8月5日からカナダで開催される「第8回WBTFインターナショナルカップ」に日本代表として出場する。2人は2年前の前回大会では3位となっており、今大会では悲願の優勝を目指す。
同大会は、世界バトントワリング連合(WBTF)が2年に1度開催しているもので、欧米諸国や南アフリカなど加盟23カ国の選手が出場予定。第8回となる今大会は8月5日から9日まで、カナダのアボッツフォードにて開催される。
仲澤さんと平久井さんはアーティスティックペア・シニア部門(18〜21歳)に出場。仲澤さんはさらに個人の「トゥーバトン」部門でも世界の頂点を目指す。
前回大会は3位
同ペアは前回13年オランダ大会・ジュニア部門にも出場し、1位を目標に臨んだが結果は3位に。「会場の声援に圧倒されて、慌ただしい演技になってしまった。満足のいくものではなかった」と平久井さんは当時の悔しさを明かす。
一方で、初の海外大会出場は大きな経験にもなり、「また出場できるようにと、この大会を目標に練習してきた。話し合いも増え、お互いに対する理解は深まっているはず」と仲澤さんは笑顔を見せる。
7年間のペア歴
2人は3歳の時、同時期に同スタジオに入り、08年からペアを組み始めたという。平久井さんは「(仲澤さんは)思っていても言えていないことがあると思う。でも一緒にいて、そういう性格も分かってきた」と話し、仲澤さんも「愛由ちゃんはいつも頼りになる。良い意味で、はっきりと言ってくれる」と信頼を寄せる。
長年2人の指導を続ける杉浦紀子さんは「息の合った演技は、長年ペアを組んでいるだけあってさすが。厳しく指導もしてきたけど、目標にしてきた大会で良い思いをしてもらえたら」とエールを送った。
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