主婦らの市民グループ「こんぺいとう倶楽部」と野庭地域ケアプラザが先月30日、こども食堂を同ケアプラザで開いた。グループを正式に発足してから2回目の開催。定期開催をめざして模索する中、区内の企業の支援が広がっている。
「子どもたちの要望を聞きながら、工夫してメニューを考えている」と話すのは代表の三橋みゆきさん。
子ども食堂は全国的に広がっている取り組みで「子どもの居場所づくり」や「地域交流の場」としても注目されている。三橋さんらは子どもの「孤食」を減らそうと、今年2月に初めて野庭地区で開催した。ただ、ボランティア活動のため、課題となるのが食材や運営にかかる費用の捻出。区内の食品会社や生産農家などに協力を求めたところ、複数の企業から支援を得て実現にこぎつけた。
この日のメニューは米や野菜、挽肉、卵などを使うロコモコ。食材は低価格で提供してもらい、無償提供してもらうケースもあった。
卵を無償で提供した八千代ポートリー(港南)の販売管理部の鹿内勲部長は「皆さんが苦労して立ち上げたことを知り、港南区の企業として支援したいと考えた。地域貢献としても支援することが大切」と話す。
三橋さんは「支援していただきありがたい。調味料はどうしても自費。支援先を探しながら、定期的に開催していきたい」と話した。
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