傷病者を機内に収容
港南消防署の消防隊と救急隊、横浜ヘリポート航空消防隊によるヘリコプターを使用した連携訓練が７月30日、日野中央公園の芝生広場で実施された。
同公園は市内に33カ所ある飛行場外離着陸場に指定。この訓練は大規模災害時を想定したもので、この日は２ステージで進行した。済生会横浜市南部病院のＤＭＡＴチームも加わり、被災した傷病患者をヘリコプターで県内外へ搬送入する訓練が、各部隊によって円滑に行われた。
市消防局が保有する「はまちどり１」が広場に着陸すると、見学に訪れた地域住民たちは大きな音と風力に歓声を上げていた。見学に訪れた四戸都紀君（６）親子は「間近で見られて良かった」と笑顔を見せていた。
終了後、港南署の名取正暁署長は「普段は多くの住民が来る広場で、安全管理をどのように行うかは時間との勝負になる」と振り返っていた。
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