港南区・栄区版 掲載号:2018年5月31日号
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5月19日に「栄区囲碁普及会」の会長に就任した 三箇(さんが) 豊さん 栄区庄戸在住 71歳

囲碁は世の中で一番面白い

 ○…「先輩たちが築き上げてきた普及会の活動をしっかり継承していきたい」。128人のメンバーのまとめ役として気を引き締める。栄区は全国の中でも囲碁が盛んな地域。日本棋院が「指導者が指導者を生んでいる。稀有なエリア」と一目置くほど。栄区には「栄区囲碁連盟」「楽碁会」「日本棋院横浜栄支部」があり、文字通り「栄区囲碁普及会」は愛好者のすそ野を広げるのが役割だ。

 ○…65歳で定年退職し、セカンドライフを謳歌している真っ最中だ。普及会の囲碁教室には地元のテニス仲間に誘われて足を運んだ。「大勢の人が囲碁を楽しんでいてびっくりした」と振り返る。今ではすっかり普及会の活動が生活の中心。「資料が多く印刷するのも大変だから。随分と手伝ってもらっている」。会長就任前は会計を務め、会の活動には妻の協力が大きいという。

 ○…「囲碁は世の中で一番おもしろいゲーム。シンプルな中に奥深さがある」。大阪府出身で学生時代の下宿先に碁盤と碁石があったのが囲碁との出会い。石油化学工場などを手掛けるプラントエンジニアとして就職し上京。会社でも囲碁クラブに入った。「囲碁は社会に通じることが多い。物事を集中して考えたり、俯瞰して考えてみたりと色々と役立つから」

 ○…「少子化の中、子どもたちにどう囲碁を普及させていくか」。普及会では区内4カ所で教室を開き、小学校のクラブ活動やキッズクラブでも指導している。現在は受講生171人のうち、子どもは41人。それでも課題として挙げる。「囲碁って楽しいなと気付いてほしい。子どもたちに囲碁をやるきっかけを作りたい」。これからは小学校へのインストラクターの派遣を強化していくつもりだ。「継続は力なりです」。三箇流の舵取りが始まる。

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