港南区の横浜市立東永谷中学校(小池毅校長)が創立30年を迎えた。今月1日、生徒会が主体となって企画をした記念式典が開かれ、在校生のほかPTAや地元の自治会町内会の関係者らが出席し、節目を祝った。
同校は上永谷中学校から分離独立する形で1989(平成元)年に創立。港南区東永谷2丁目に位置し、市立南高校・附属中学校が隣接する。地元では「東中」(とんちゅう)の愛称で親しまれている。
現在、1年生3クラス、2年生4クラス、3年生5クラス、個別支援学級2クラスの合計435人が在籍(4月1日時点)。相武山小学校、下永谷小学校、芹が谷南小学校の学校区の一部から生徒が通う。
この日の式典は二部制。第一部で合唱や各代表のあいさつが行われ、吹奏楽部が平成元年・10年・20年・30年のヒット曲をメドレーで演奏する企画もあった。
小池校長は「伝統は守るものではなく、作り上げていくもの。これからも生徒たちと一緒に東中の伝統をつくっていく」とあいさつ。
「開校30周年宣言」として生徒会会長の山崎朋哉君が登壇し、同校がこれまでに掲げてきた「自治の精神」に「人権」「礼儀」「節度」「環境」「安全」の5つの言葉を加えることを宣言した。大役を終え、「記念すべき式典に生徒会長として携わることができて良かったです」と笑顔を見せた。
創立30周年記念事業実行委員会代表で2人の子どもも同校の卒業生という三浦直子さんもあいつに立ち「現在の東中をつくっているのは、ここにいる皆さんです。そのことを誇りに持ってほしい」と呼びかけた。「生徒会が主体となって行う記念式典には感動しました」と振り返った。
また第二部にはeco実験パフォーマーとして知られる「らんま先生」が登場。慣性の法則や摩擦を解説しながら、宴会芸でおなじみの「テーブルクロス引き」などを披露し、会場を盛り上げた。
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