栄区の庄戸小学校6年2組の児童たちが8月11日(日)に同小校庭で開かれる地域イベント「ここがふる里庄戸夏祭り2019」に出店する。これまで和太鼓や吹奏楽などで子どもたちが出演することはあったが、出店者としての参加は初めて。
「総合」の授業の一環としての取り組みで、商店街のシャッターに目をとめた児童たちは地域を活性化しようと「庄戸のまち盛り上げ隊」を結成した。地域を巻き込んだ児童中心のお祭りを企画し、その第一歩として今回の出店を決めたという。
夏祭りではもぐらたたきや射的のゲームコーナーに加え、会場全体を使ったスタンプラリーも実施する。スタンプ班の柴代凜さんは「消しゴムスタンプは押しやすい工夫をして、マップは小さい子も楽しめるように作った」と話す。
夏祭りの実行委員長を務める前田三重子さんは「地域の高齢化が進み、イベントを縮小する中で子どもたちが関わってくれるのは嬉しい。皆も『平均年齢がぐっと下がった』と喜んでいる」と児童の参加を歓迎している。
同クラス担任の荒堀泰樹教諭によれば、夏祭りでアンケートを実施したうえ、反省点を踏まえて秋ごろに独自のイベントを開きたい考えという。「実際の活動の中で子どもたちが課題を感じることが大事」としている。
祭りは午後4時から8時30分まで。少雨決行、荒天・大雨の場合は中止。
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