神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2019年12月19日 エリアトップへ

10周年を迎えた(一社)日本ヒューマンビートボックス協会の代表理事を務める TATSUYAさん(本名:和田辰也さん) 横浜市在住 34歳

公開:2019年12月19日

  • LINE
  • hatena

体ひとつで楽器と己を表現

 ○…声や息、口の動きを使って楽器さながらの音楽を奏でるヒューマンビートボックス(HBB)。奏者の増加と技術向上をめざして立ち上げた団体が10周年を迎えた。スキルを競う主催大会も10回の節目。その歩みとともに奏者のレベルは格段に上がってきた。「世界で戦える選手がどんどん増えているのが嬉しい」と感慨深げだ。

 ○…発足のきっかけは自身がプレイヤーとして出場した世界大会。2009年当時日本人の出場は珍しく、海外の技術に圧倒された。国内の奏者が連携しより活性化する必要性を感じ24歳で協会を設立。「共感してくれた周囲のサポートがなければ、ここまで来られなかった」と話す。近年は様々なミュージシャンによって楽曲に取り入れられるようになってきたHBB。自身もステージやメディアで演奏するなど第一線で活躍を続け、普及に努める。

 ○…家族から「そこにいたの」と言われるほど物静かだった少年時代。そんな自分を変え「生まれてきた証を残したい」と悩むなか出会ったのがHBBだった。「20歳の頃、演奏する奏者を生で見て衝撃が走った」。見よう見まねで練習を開始。かねてから好きだったという弦楽器の演奏方法を口で再現したところ、その独自性が海外から評価された。「自分らしさを出せば出すほど認められた。そんな精神性がHBBの魅力です」

 ○…HBBはとりわけ子ども世代への広がりが著しい。日本の小学生が海外進出を意識し、英語でパフォーマンスする光景は珍しくない。一方で「音楽は厳しい世界なので『HBBで食べていける』と無責任に啓蒙すべきでない」とも。自分と向き合い、思いを表現するひとつの手段として、さらに愛される状況をめざし活動を続ける。

京急百貨店

かみおおおかG.w.フェスティバル

https://www.keikyu-depart.com/

<PR>

港南区・栄区版の人物風土記最新6

加藤 正基さん

栄消防団長に就任した

加藤 正基さん

栄区長尾台町在住 64歳

4月25日

松永 朋美さん

4月1日付で栄区長に就任した

松永 朋美さん

旭区在住 54歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

大窪 太郎さん

3月19日付で栄警察署長に就任した

大窪 太郎さん

鎌倉市在住 54歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook