港南台第一小学校を中心に活動する小学生バレーボールチーム「港南台ジュニアバレーボールクラブ」が6月26日、全日本バレーボール小学生大会の県大会・混合の部で優勝を果たした。コロナの影響で全国大会は中止が決まった後だったが、目標としてきた大会で最高の結果を出した。
男子部員が急増
2005年の創部以来、長らく女子チームとして活動してきた港南台ジュニア。13年には女子チームで同大会を優勝し、全国大会出場の実績がある。また卒部生たちは中学高校などでも全国大会に出場するなど活躍している。
そんな中で昨年、人気漫画「ハイキュー‼」の影響などもあり、男子部員が急増。現在は部員37人のうち半数近くが男子という。そのため今大会には男女の混合チームで出場。決勝では大谷戸JVCにストレート勝ちし、県大会優勝を果たした。
8年ぶり全国は叶わず
同大会での優勝により、通常であれば県代表として全国大会に駒を進めることができる。だが、今年はコロナの影響で県大会前に全国大会の中止が決定してしまった。加藤まゆみ監督も「できればこのメンバーで8年ぶりの全国大会に進みたかった」と悔しさを口にする。
それでも岡村優祐君(下郷小6年)は「全国に進むつもりで県大会に臨んだ。力を出し切ったのが結果につながった」と力強く振り返る。
また主将を務める矢口栞さん(吉原小6年)は「全国に行けないのは悲しかったけど、今年のチームの目標は『全部勝つ』。だからこれからも勝ち続けたい」と笑顔を見せる。
加藤監督は「スキルの高いメンバー。やる気もあるのでまだまだ伸びる。今は関東大会目指して励みたい」と語った。
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