栄区内のアジサイの名所として知られる「上郷あじさいの丘」――。この丘で活動しているのは、「紫陽花の会」のボランティアメンバー約100人だ。活動10周年を迎え6月11日(土)から19日(日)まで、特別企画を盛り込んだ「上郷あじさい祭り」が開催される。
企画は同会硲野重喜代表が委員長を務める「上郷あじさい祭り実行委員会」が主催する。上郷ネオポリス自治会や鎌倉カントリークラブ、本郷台キリスト教会が共催。
紫陽花の会の活動は2013年にさかのぼる。栄区役所が主催する「区民プロデュース講座」に参加した5人で発足した。「アジサイの名所を作りたい」とメンバーは活動し、各地のあじさいの名所を視察し、専門家から育て方を学びながら、あじさいを育ててきた。荒地だった山を開墾し、地道に活動を続け10年、いまでは約200種類、3000本程のあじさいが丘一面に咲き誇る。「石垣を組んだりして園路を作ったり、ボランティアメンバーのおかげであじさいの名所になった。鎌倉のあじさいよりも素晴らしいとの声も聞く」と硲野委員長は満面の笑みで語る。
今回は活動10周年を記念し、鎌倉はんなりいなりとコラボした「あじさい弁当」や甘茶あら〜れ(美濃屋あられ製造本舗)、マドレーヌ(港南地域活動ホームひの)の限定販売が11日、12日に行われる。また、19日は16時から切花プレゼントを実施。「今後はクオリティーの高い魅力的なあじさい園にしていきたい」と硲野委員長は前を見据える。場所は栄区、野七里第一公園前。
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