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港南区・栄区版 公開:2014年12月11日 エリアトップへ

FMヨコハマラジオパーソナリティーで港南区読書大使として活躍する 北村 浩子さん 横浜市在住 48歳

公開:2014年12月11日

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世の中には”本”がある

 ○…FMヨコハマの1コーナー「books A to Z」でラジオパーソナリティーとして本の紹介を続けていたことが縁となり、今年8月に区の読書大使に任命された。任命を受け「まずは世の中には”本”があることを伝えたいと思った」と話す。「読書は受け身ではいられない娯楽。文字を読むのは面倒かもしれないけれど、ゲームの攻略本でもいいから、まずは活字に慣れてほしい。頑張って読めば、面白いことがあるかも」

 ○…「昔は今みたいに娯楽が多くなかったから、楽しみは外遊びか、本か漫画だった」。自宅には本がたくさんあり、自然と本に慣れ親しむ環境だった。今でも覚えている幼児期に大好きだった本は『目をさませトラゴロウ』。「絵もゆるくてちゃんとしていない。『しっかりすればこうなる』って説教されていない、少しセオリーから外れている内容が面白くて何度も読んだ」と懐かしむ。「その先がどうなるのか」―。ページをめくるごとのワクワク感が、自身を読書の世界へ引き込んでいった。

 ○…1カ月に読む本は15冊ほど。「本を持たずに家を出ると困る」と苦笑するように、電車での移動時間は読書タイムだ。「番組内で紹介しようと思う本の重要部分には付箋を貼ったりする」と、自分なりの読書の工夫も。番組では自身が心を動かされ、いいところを言葉にできると思った本を紹介する。「万人受けしない、皆が同じ感想を持たない作品は、作者が覚悟を持って出版している本だと思う」。読む時はいつも、作者の気持ちに思いを馳せる。

 ○…「books A to Z」を続けて11年半。空き時間でいつも読書していたところに、スタッフから声をかけられたのがきっかけでコーナーは始まった。「思いがけないことで、僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない。本に関わる仕事なら最高だけど、そうでなかったとしても、これからも自分を食べさせていけるだけの仕事をしていきたい」とほほ笑んだ。
 

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