地域福祉の充実を目指す「第35回港南区社会福祉大会」が2月13日にウィリング横浜で開催され、約200人が来場した。主催は港南区社会福祉協議会と港南区役所。
当日は第1部で、長年地域福祉活動に携わる区民や団体への表彰式典が行われた。今年は表彰(活動20年以上)で7人1団体、感謝(同5年以上)で25人8団体が対象となり、区社協会長・区長顕彰をそれぞれが受賞した=写真上。
2部ではセカンドハーベスト・ジャパンで政策提言と発展部門を担当する田中入馬氏による講演「”もったいない”を”ありがとう”へ」が行われた=写真下。
同団体は企業や農家、個人から余剰食品を預かり、施設や生活困窮者に届けるフードバンク活動を行っている。田中さんは「日本では2000万人が貧困の状況にあり、毎日75万人以上が食生活に困っている」と現状を説明した上で、「食べ物に困ったときに、どこに取りに行けばよいのか分かる仕組み”フードセーフティネット”を日本中に増やすのが目標」と語った。
参加者からは、地域で行う場合の運営方法などについて質問があり、「食品の生産履歴を明らかにする制度『トレーサビリティー』を構築することがポイントの1つ」と伝えていた。
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