上大岡地区の大岡川で先月15日、夏の風物詩「とうろう流し」が行われた。近隣住民のほか、区内外から訪れた家族連れなどが参加し、水面に流れる灯りに戦没者や大震災の犠牲者を悼んだ。
主催したのは「上大岡マスタープランの会」と「大岡川の再生をすすめる会」。毎年8月15日に開催しており、地元では30年以上続けられている。
参加者は次々と笹野橋公園下の下から灯ろうを流し、戦没者慰霊や大震災の追悼、世界平和など様々な思いを馳せた。
今回、流した灯ろうは約500基。ロウソクの光が周囲を優しく照らし、幻想的な雰囲気に包まれた。
両会の会長を務める山野井正郎さんは「毎回多くの方が訪れる。終戦記念日とあって戦没者を偲ぶ人も多い。子どもたちは平和や幸せを願うことが多い。地元の行事として続けていきたい」と話した。
流した灯ろうは下流の最戸橋で回収された。
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