芹が谷南小学校で12月6日、6年生約80人が避難所運営ゲーム「HUG」に初めて挑戦した。
HUGは静岡県が開発したカードゲーム。避難者の年齢や性別、国籍、それぞれが抱える事情がカードに書かれており、避難所に見立てた体育館などの平面図上にカード(避難者)などを適切に配置する方法を模擬体験できる。
当日は玉興町内会の間宮一彦会長をはじめ、芹が谷地域ケアプラザ、港南区社会福祉協議会、港南区役所の職員たちも参加。児童たちは前半で、区役所の職員から防災の話を聞いた後、ゲームに取り組んだ。
6人ほどのグループに分かれ、避難所に想定された同校の体育館の平面図を広げて、児童たちは活発に話し合いを行った。
ゲーム終了後、グループで配置がそれぞれ異なっていたことを確認し、理由などをお互いに発表した。
進行役を務めた同ケアプラザの小山大介さんは「受け入れる基準を決めることが大切。自分の身を守り、被災者ではなく助ける側になってほしい」と児童たちに伝えていた。
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