長年にわたり、県内の医療や環境衛生などの向上に尽力した個人や団体を表彰する「平成29年度 神奈川県保健衛生表彰」。11月20日に県庁本庁舎で開催された表彰式では、医療関係功労者の1人に選ばれた「医療法人健生会 朝倉病院」(港南区下永谷)の朝倉昌人理事長=写真=が、受賞者代表で講演を行った。栄区では、同様に医療関係功労者で杉山歯科医院の杉山紀子さん、環境衛生関係功労者で三晶サービス(株)の賀持吉男さんが選ばれた。
朝倉理事長は整形外科医で、1990年に同院の理事長に就任。当時、高齢化が進むに伴い整形外科の手術後に必要となるリハビリ環境整備が課題となっていたが、人材不足や施設不足などの理由から多くの病院が困難を抱えていた。
そんな中、2003年に同院は地域でもいち早く「回復期リハビリテーション病棟」を開設。患者の手術・入院から療養、帰宅後のケアといった役割分担を各病院などが行い、情報共有する地域医療の連携づくりにも努めてきた。
朝倉理事長は「今後は個人情報の取り扱いや、地域包括ケアシステムの構築が課題になる」と話していた。
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