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港南区・栄区版 公開:2018年7月12日 エリアトップへ

南高附中 将棋団体戦で東日本大会へ 3人が県予選勝ち抜く

文化

公開:2018年7月12日

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小中学校将棋団体戦・東日本大会へ駒を進めた南高附属中の(左から)板垣君、湯川君、平田君の3人
小中学校将棋団体戦・東日本大会へ駒を進めた南高附属中の(左から)板垣君、湯川君、平田君の3人

 横浜市立南高校附属中学校に通う湯川奏太君(3年)、板垣匡彦君(3年)、平田貴之君(2年)が先月24日、文部科学大臣杯第14回小中学校将棋団体戦の神奈川県予選ブロックを勝ち抜いた。26日に都内で行われる東日本大会への出場権を勝ち取った。

 「一局一局が難しく、どちらが勝ってもおかしくない戦いだった。2人がいて心強かった」と振り返るのは、大将としてチームを率いた湯川君。

 同大会は同じ小学校・中学校に在籍する生徒3人で編成されたチームで行う団体戦。中学生の部には県内の134チームから書類選考で選ばれた40チームが参加した。4チームずつのリーグ戦、最終順位戦を行った。

 同校は3チームと対戦した予選リーグを全勝し、1位で通過。それぞれの予選を勝ち抜いた湘南学園中学校Aと平塚中等教育学校Aに勝利し、Bリーグで優勝した。

 5局を全勝した板垣君は「相手は全体的に強く、指すのに時間が掛かった」と振り返る。平田君は「去年はあと一歩のところで優勝を逃した。今年は勝つ気持ちを強く持って臨んだ」と話した。

「やればやるほど上達」

 3人はそれぞれ、父親の影響を受けて将棋を始めたという。

 湯川君と板垣君は小学生の時に同じ将棋教室に通い、同大会の小学生の部にも出場した。南高附属中に将棋部はないが、2人は中学1年生の時に同校の先輩とチームを組んで出場。勝ち抜いて東日本大会に駒を進めたが、思い通りの将棋ができなかった。先輩から平田君を紹介され、チームに誘ったという。

 「やればやるほど上達が目に見えるのが楽しい」と板垣君。湯川君は「年代に関係なく、色々な人と指せるから、いつまでやっても飽きない」のが将棋の魅力だという。

東日本大会へ意気込み

 東日本大会は26日、浅草橋ヒューリックホールで行われる。32チームが出場し、上位2チームが決勝大会へ駒を進めることができる。西日本大会の上位2チームの計4チームが日本一校を決定する。

 東日本大会に初めて出場する平田君は「初めてのことで不安も感じるが、チームのために全力を尽くしたい」と話す。板垣君は2年前の思いを胸に「前回は負けてしまったけど、今回は勝ちにいきたい」と意気込む。湯川君は「しっかりと個々の準備を重ねて試合に臨みたい。精一杯全力を尽くす」と語った。

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