横浜市の研修・宿泊施設「上郷・森の家」(栄区上郷町1499の1)が9月1日、リニューアルオープンし、記念式典が開かれた。客室やレストランなどを一新し、横浜市内では珍しい宿泊可能なテントサイトを新たに設置した。早速、予約や問い合わせが相次ぎ、評判も上々のようだ。
同施設は1992(平成4)年に開設され、市民に身近な宿泊施設、体験学習の受入施設として親しまれてきた。老朽化への対応や魅力アップのため、民間資金を活用したPFI事業を導入し、今年1月から改修工事を行ってきた。事業者は複数の企業で構成される「上郷フォレストPFI株式会社」。
リニューアルでは、体験学習にも一般の旅行にも対応できる客室として、それぞれ設えが異なるスタンダードルームとエグゼクティブルームを設置。全室にベッドを導入し、快適性の向上を図った。
また従来バーデがあった空間は企業の研修やゼミ合宿、音楽・ダンスなどの団体が利用できる多目的ホールへと改装した。大浴場も改装し、露天風呂を新たに設置。レストランも大幅にリニューアルした。また横浜市内では珍しい宿泊可能なテントサイトを設置し、最近人気の豪華なキャンプが楽しめるグランピング施設も整備した。
この日の式典には林文子市長をはじめ、関係者や地元の来賓ら約70人が参加した。
挨拶に立った林市長は「これまで皆様の話し合いを重ねて今日を迎えることができた。リニューアルは市長になってからの夢だった。森の家は横浜市の大切な財産。これからの運営が大切」と話した。
栄区連合町内会の磯崎保和会長は「栄区は自然に恵まれ、改めて素晴らしい環境だと実感した。今回のリニューアルで栄区の森の魅力がますます高まる」と期待感を寄せていた。
問い合わせは横浜市上郷・森の家(【電話】045・895・5151)。
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