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港南区・栄区版 公開:2020年12月3日 エリアトップへ

このほど日本棋院横浜栄支部の支部長に就任した 青井 茂樹さん 栄区庄戸在住 64歳

公開:2020年12月3日

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囲碁でお役に立ちたい

 ○…栄区内には日本棋院横浜栄支部のほか、栄区囲碁普及会、栄区囲碁連盟、楽碁会があり、囲碁の普及と発展に取り組んでいる。同支部の会員は約240人。その役割は全国組織の地域機関として段・級位の認定会の実施、大会や教室の運営を通じて普及と会員の親睦を図ること。「大変な重責。日本棋院の中でも全国2位の会員数を誇っている。このコロナ禍でも何とかして活動を進めなくてはならない」

 ○…「年を取って人の役に立っていることが心地よく感じるようになった」。普及会では長年、副会長を務め、囲碁の普及に取り組んできた。学童保育で囲碁を教えたり、地元高校生との囲碁交流会を開いたりと、愛好者のすそ野を広げてきた。2か月の準備を要する「こどもとおとなの囲碁大会」は多世代交流の場になっている。「囲碁に関わる毎日で充実。囲碁の仕事をさせていただいているという感覚」

 ○…出身は札幌市。囲碁好きな家族に囲まれ、子守歌のように囲碁に親しんできたが、本格化したのは定年退職後。ダイエット目的で通い始めたテニスクラブにあった囲碁セットで仲間と打ち出したのがきっかけ。囲碁の魅力に惹かれ、62歳の時に普及会に入会した。「本を読むのが好きだったけど、今はすっかり囲碁の本ばかり。どんな本も毎回新しい発見がある」と頬を緩める。

 ○…全国でも屈指の囲碁が盛んな栄区といえども、人口減少や定年延長の影響にこのコロナ禍とあって会員集めは難しい。囲碁を通じて様々な人の交流の場を生んできたからこそ、やり切れない思いがある。「自分は本当にラッキーな人生を歩んできた。自分は人生80歳だと思っている。あと6年間、社会のお役に立ちたい」。青井流の舵取りが動き出す。

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