「私は市民の命を守る!」 市政報告 安全・安心社会の構築へ 公明党川崎市議会議員団 田村しんいちろう
一瞬にして、家を奪い、仕事を奪い、大切な人を奪い去ったあの東日本大震災から1年が経ちました。
先日、ある方がこう語っておられました。「震災から1年。世間では節目のように言うけど、私たちはあの日から何も変わっていないんだ」
防災対策の軽視、救援物資の支給や仮設住宅建設の遅れ、原発事故対応の失敗―まさに「人災」とも言える政治の怠慢に憤りを覚えるとともに、政治に携わる者として、その使命の重要性を痛切に感じました。
賛否両論ありますが「マグニチュード7級の首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生する」(東大地震研究所の研究から)との予測もあります。同じ悲劇、同じ過ちを繰り返さないためにも、安全・安心社会の構築は、急務の課題となっています。私は震災直後から、多くの市民の皆さまの声に耳を傾け、「市政は何ができるのか」を考えてきました。また、塩釜の視察や石巻のボランティア活動にも携わらせていただき、被災地の抱える問題点をこの目で確かめてきました。
それらの体験を生かし議会では、【1】「釜石の奇跡」を教訓に、沿岸部や丘陵地など、地域の実情に合った防災教育等の見直し【2】市が備蓄する粉ミルクをアレルギー対応にすべき点など、備蓄の見直し【3】地域の自主防災組織と市との連携強化【4】高齢者・障がい者等の要援護者の避難体制、二次避難所の指定等、提案を行ってきました。市からも前向きな答弁を引き出すことができ、新年度から実現へ向けて動き出すことになっております。
「政治は本当に悩める人の味方であるべき」との信念を胸に、私は、口先ではなく行動で市民の皆さまのために働いてまいります。
田村しんいちろう
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4月26日
4月19日