『せいじのみかた』Q&AVOL. 52 企画・制作/維新の党 伊勢原射撃場に約77億円相応の成果が必要 神奈川県議会議員 飯田満(維新の党)
Q…神奈川県に公営の射撃場がある事を初めて知りました。国際大会などにも使用されているのでしょうか?(50代男性)
A…横浜市金沢区の県営射撃場を伊勢原市内に移転し、昭和47年に整備費約3億円をかけて開設しました。その後、平成10年の「かながわ・ゆめ国体」で使用するために平成6年から3年間の工期で、約40億円を費やして再開場しています。
しかし、鉛弾を使用する射撃競技は、この頃、全国的に鉛汚染問題が発生し、同施設も周辺への環境汚染を未然に防ぐ対応として、鉛汚染土壌等改修工事を約20億円かけて実施し、全弾改修型射撃場として改修を含め、約33億円支出して現在の伊勢原射撃場が完成、再々開場しています。
そして、今議会で3千2百万円の補正予算案と限度額を1億7千万円余とした債務負担行為の設定が可決しました。内容は、クレー放出機の更新と飛散防止壁の改修工事です。
同射撃場は「全弾改修型」を標榜しながら、実は散弾の破片が場外に飛散してしまう状況にあります。
昨年、56年ぶりの東京五輪開催が決定しました。同射撃場周辺は、第二東名伊勢原ICも完成することからアクセスは好条件です。同施設で五輪が開催されること、費用対効果の面から一役交いたいと思います。
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4月26日
4月19日