市政報告 「市民(あなた)の視点」で市政改革!!我が子を社会的養護に託せるか? 川崎市議会議員 浅野文直
視点◎保護者に不測の事態が起きた時に、現在の児童養護に任せられるか?
課題◎児童虐待相談・通告は年々増加し、27年度の川崎市で1920件、宮前区で227件に上る。その内7割は小学生未満。◎保護児童の7割が児童養護施設等に措置であり国連からも勧告の対象となっている。
活動◎一人でも多くの子どもを守る為、自民党団長時代に「子どもを虐待から守る条例」を提案し制定してきました。本年3月にハリーポッターの作者J・Kローリング氏が創設した子ども支援団体ルーモス財団と日本財団による英国での研究会に参加。欧米では小規模グループケアや里親制度が飛躍的に進んでおり、日本の9割が施設入所という特異性に対する多くの課題と対策を学びました。例えば費用面でも要保護児童1人の一月当たりの保護費は児童養護施設等が47万円なのに対して、ファミリーホームで27万円、里親では17万円です。脳科学の見地からも家庭的養育が圧倒的に望ましいとの検証もされています。私の議会質問で福田市長は「家庭的養育を3分の1まで目指す」と答えました。その為には、ファミリーホームの増設や里親の育成が急務であります。また、国の法改正も必要と考え、意見書を提出しました。望ましい社会的養護を創り上げていきます。
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4月26日
4月19日