宮前ガバナンス9月号 連載寄稿 親しまれる「開かれた議会」をめざして 川崎市議会議長 石田やすひろ
川崎市議会の議会改革では、積極的に議会情報の開示を進めてきました。議会ごとに発行される「議会かわさき」も紙面を工夫し掲載内容を充実させてきました。また、平成27年度からフェイスブック、ツイッターを活用し、議会情報をタイムリーに発信しています。9月23日からは、従来の本会議等のネット配信に加え、5つの会議室にカメラを設置し、委員会等のインターネット中継を始めます。
委員会中継配信のアクセスは、川崎市議会HP内に新たに委員会中継用の「インターネット議会中継配信ページ」を設置します。本会議等のネット配信と同様にパソコンは勿論、スマートフォン、タブレット端末からも視聴が可能になります。新たに中継の対象となったのは各常任委員会と議会運営委員会、決算審査特別委員会各分科会です。
期待される効果は、各常任委員会に提出される陳情や請願の審査経過の内容や結果を、容易に知る事が出来ることです。市民の皆様方にとっては、川崎市議会まで傍聴にお越し頂かなくても、インターネットを通して、24時間、時と場所を選ばず視聴し、市議会の議論の内容に触れることが可能です。市政の関心事を文章のみで共有するだけでなく、動画で議論の推移を見守ることもできます。
議員はこれまで当然、緊張感を持って議論に臨んできました。新たなカメラ設置で市民の視線も増えることにより、議論の深化にも効果が期待できます。何よりも、市民の皆様に関心と親しみを持って頂く事が大切です。引き続き「開かれた議会」を目指して議会改革を推進してまいります。
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5月3日
4月26日