『せいじのみかた』VOL.74 企画・制作/県進会 北方領土問題 玉虫色の軟着陸はダメ 神奈川県議会議員 飯田満
11月9日、県政調査で北海道根室市の納沙布岬と北方館を尋ねてきました。
12月15日にロシアのプーチン大統領が来日し、安倍晋三首相と首相の地元山口県で日露首脳会談が行われる予定になっています。
この会談の最大の焦点は北方領土問題です。
第2次世界大戦が終結した1945年(昭和20年)8月15日、その3日後の18日にソ連軍は千島列島北端のシュムシュ島に上陸し砲撃を開始、ソ連軍は島づたいに南下して行きました。この時の戦闘で約3千人の日本人が亡くなっています。
その数日後、米軍の進駐がないと知ったソ連軍は択捉島へ上陸、9月4日までに北方領土全島を占領しました。
日本の領土で生活していた島民は侵略したソ連軍監視のもと抑留生活を余儀なくされ、後に本土へと追い出されています。
1954年、両国は「日ソ共同宣言」を締結し、宣言は両国の国会で批准され、平和条約締結後、歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すこととされています。
12月の日露首脳会談では、経済協力を結び平和条約締結へ進展させたいところです。2島返還、残る択捉島、国後島は両国が主権を主張する玉虫色の軟着陸ではなく、残る2島の主権を日本にあることを認めさせる外交を求めます。
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4月26日
4月19日