VOL.31 「市民(あなた)の視点」で市政改革‼ヒーローはあなたの隣に!(消防団編) 川崎市議会議員 浅野文直
5月26日に犬蔵の消防訓練センターで第25回宮前消防団操法大会が行われました。3分団6班が参加し、野川分団野川班が優勝。団員は日頃は自営業や農業に従事し、災害発生時に救助や復旧に努める非常勤特別職の地方公務員にあたります。報酬や出場手当も僅かですが日夜訓練や警戒に務めます。東日本大震災時に犠牲となった消防団員が消防職員の10倍近くに及んだのは記憶に新しい。
現状◎火災件数は年間で市が300件弱、区が40件前後と減少傾向。原因の1位が放火からタバコへ。団員数は定数1345人に対し1134人と充足率84%(区は122人/89%)。区の出場件数は26件。各区に設置され防災活動の中核を担う。この他、多くの消防ボランティア団体があり。
課題◎団員数減少。就業構造の変化による即応能力。高齢化。防災コーディネーターとしての期待の高まり。
対策◎過去の大災害を教訓に安全マニュアルの見直し。勤務事業所の理解と社会貢献への啓発。勤務地団員・女性団員の拡充。身分保障の拡充。
議会◎制度の周知のみならず、機能別消防団員制度や休団制度導入など先進事例に鑑みた能力向上を議会としても後押ししていく必要がある。★入団希望者は事務局【電話】044・852・0119へ。
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4月26日
4月19日