宮前ガバナンス元日特別号 市政報告 東京2020オリンピック・パラリンピック迫る! 〜スポーツのまち・かわさき【1】〜 川崎市スポーツ振興議員連盟会長 石田やすひろ
川崎市議会の12月定例会にて「スポーツのまち・川崎」をテーマに一般質問を行いました。東京2020オリンピック・パラリンピックの開催が迫っています。本市においても、英国のナショナルチームを事前キャンプ地として迎える準備も整いつつあります。昨年、英国オリンピック・パラリンピック代表チームをサポートする目的で、ボランティアを募集したところ、1601人の応募がありました。応募者面談会による選考を経て、最終的に230人が「英国代表チーム川崎キャンプサポーター」として登録されました。
議会質問では、サポーター支援について質しました。今後のスケジュールとしては2月に、本市主催による事前キャンプに関する基礎情報や、サポーターとして期待されている事を学ぶ研修会を予定しています。また、現場における一体感を演出するためのユニフォームの提供や、一定額の交通費の支給も検討しています。
また、猛暑の時期に活動することを鑑み、熱中症対策などを講じる必要があります。そこで、サポーター用の休憩室を設置し、飲料水の提供や冷風機の導入により、ボランティアの皆さんをサポートする計画です。昨年の流行語大賞にもあった「ワンチーム」の精神で、気持ちよく活動して頂く事が必要です。
今回のボランティア選考の結果、約千人の方々が落選してしまいました。熱意をもって応募してきた方々を、選考結果でもって参加いただけないのは残念な事であります。本市では、落選した応募者の熱意を生かすために、オリンピック・パラリンピック関連のイベント等における活動機会の提供を検討しています。また、英国に関心を持つ者同士の連携づくりや、英国応援への主体的アクションを目的とした交流会を開催します。
事前キャンプボランティアについては、私も英国での視察の際に、ロンドン大会でのボランティアの方のお話を伺いました。やはり、ボランティアの力は大きく、ボランティアの活動が大会成功の鍵にもなるようです。英国代表チームから川崎のサポーターは素晴らしかった、だから、メダルも取れたと言って頂けるよう、ボランティアに対するサポート体制も重要です。キャンプサポーターをはじめ、落選した方々も含めて、スポーツボランティア等、今後、何らかの形で、本市において貢献できるよう市に求めました。
川崎市議会には私が会長を務める「川崎市スポーツ振興議員連盟」と、議長が会長を務める「川崎市議会パラムーブメント推進議員連盟」も昨年設立しました。本市の進める「かわさきパラムーブメント」の波を、市民の皆さんと一緒に盛りあげて参ります。
一般質問では「誰もがスポーツを見て楽しむ環境整備」についても質しました。こちらの内容は宮前ガバナンス1月号でお伝えする予定です。
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4月26日
4月19日