一人によりそう。明日へつなぐ。 市政報告 施設入所の子どもたちの命と健康を守り抜く 川崎市議会議員 田村しんいちろう
重度障がい児の命を守る環境整備
重度障がい児の命を守る上で、定期的な健康診断や感染症対策は非常に重要です。重度障がい児は自分の症状を正しく伝えられず、適切な治療を受けることができないケースがあります。
障害者支援施設入所児の病気の発見が遅れ、取返しのつかない事態になった事例もあることから、入所施設を信頼して大切な我が子を預けているご家族に代わって適切な診察、治療の実施や検査項目拡大など、早期発見・早期治療の環境整備を求めました。
市は「意思疎通の難しい利用者について障害特性に応じた健康管理等への課題に対し個別支援計画のモニタリング時における家族等との話し合いの機会を通した状況把握を充実させるなど各施設に働きかけていく」と答弁。
また、一部の施設において健康診断の基準が順守されていなかったことが判明したことについて、市は基準に沿った健康診断の実施や感染症対策等の徹底を約束。「利用者の心身の状況変化の把握など障害特性に応じた健康管理の適切な実施や専門職の人材育成及び、地域の医療機関との連携など、利用者にとってよりよい環境になるよう助言する」と明言しました。
特に、がん検診や生活習慣病等必要な検査項目の拡大検討について各施設に働きかけるとの前向きな回答を得ました。
市営住宅の駐車場について
市営住宅駐車場は昨年12月1日時点で3781区画のうち1628区画、約43%が空き区画の状態です。平成26年の38%から増加しており、用途変更可能な空き区画の有効活用については高齢者や障がい者などへの生活支援、家族やデイサービス等による送迎など柔軟な利用を求めてきました。一層の利便性向上に資する新たな手法の検討状況について質しました。
市は「従来のコインパーキングに加え、本年4月以降、駐車場シェアリングサービスの導入について検討を進めている」と初めて明らかにしました。早期の実施を引き続き求めていきます。
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4月26日
4月19日