野川在住の福本さん一家が4世代でCDデビュー、動画配信もしている。家族で過ごす時間が増えた今「関係を見つめし、コミュニケーションの一つに音楽を」と呼びかけている。
日本やリトアニア共和国、韓国などのメンバーからなるワールドジャズバンド『ボイルストン ジャズ』のリーダーとして、国内外で活躍している福本純也さん(40)。その同居する4世代の家族が、童謡「むすんでひらいて」のジャズアレンジでCDデビューを果たした。
アルバム作成にあたり、広く知られている曲が人気な事から、海外でも知られどんな世代も馴染みのある童謡のジャズアレンジにいきついた。息子の玄信(はるのぶ)くん(5)が生まれたことから、乳幼児連れが参加できるコンサートを企画。子どもたちに10分以上続くジャズの即興演奏を聴かせることは難しく、童謡はうってつけだった。「知っている曲は少しの変化に気付きやすく、リズムやスタイルの違いの面白さを感じやすい」と純也さん。さまざまな国のリズムや音楽スタイルの童謡アレンジが次々と完成した。
当時は別居していた祖母の長尾紀代子さん(98)が、収録していた自宅にたまたま訪れ「これはチャンス」と歌ってもらい、多世代が揃う家族で収録、それぞれが自由に歌った。妻の真耶子さん(38)は「みんなで大合唱しているパートは、いつ何時聞いても楽しくなる」、長尾さんも「若い頃はよく歌っていた。歌はいいね」と満足気だ。
『ボイルストン ジャズ』は毎年かわさきジャズに参加しており、ファミリーコンサートは子どもたちも一緒に歌い踊って楽しまれている。同曲はアルバム「むすんでひらいて〜Circle of Hearts〜」に収録されている。=ウェブ限定記事に詳細
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