市政報告 鷺沼駅前再開発の見直しに住民の声を 日本共産党 川崎市議会議員 石川けんじ
「コロナ後の社会」が問われる中で、鷺沼駅前の再開発計画の見直しの検討が準備組合によって行われています。川崎市によると「鷺沼駅前地区再開発準備組合から、オープンスペースの重要性や職住近接ニーズに対応した施設計画や機能となるよう、検証を行う旨の申し入れがあり、市として新型コロナ危機を契機としたまちづくりについて、準備組合と協議・調整を行うことになった
」とし、法的整備については「年度内には困難」とのことでした。
現在の再開発計画は、超高層タワーマンション建設の弊害として、強いビル風の発生、交通渋滞の深刻化、学校の教室不足、地上の緑の削減など問題があり、区役所・市民館・図書館の宮前平からの移転も、区民の合意がないことや不便になる地域を多く生み出すなど、行政の施策としても問題です。住民からは、超高層計画の見直しや公共施設は移転ではなく、現在の施設を存続し、鷺沼駅前は支所・分館として整備し、公共施設を充実してほしいとの声が上がっています。鷺沼駅前再開発事業は、公共施設の移転・整備費以外にも、百数十億円の税金が補助金として使われる公的な事業です。事業者主導の事業ではなく、区民の声を十分活かすべきです。多くの区民が喜ぶ再開発事業にするために、市の姿勢が問われます。
石川けんじ
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4月26日
4月19日