一人によりそう。明日へつなぐ 市政報告 ヤングケアラー支援を要望 公明党川崎市議会議員団 田村しんいちろう
以前から訴えてきたヤングケアラーの支援について、6月定例会で質しました。ヤングケアラーは、大人の代わりに介護や家族のケアを担う18歳未満の子どもを指し、家庭内のデリケートな問題のため表面化しにくい特性を持っています。国が支援策をまとめた報告書を公表し、ようやく救済に向け動き始めました。
本議会での代表質問で、伊藤副市長からは「地域みまもり支援センターをはじめ相談機関が連携し、相談支援体制の充実に向け取り組む」と答弁があり、本市でも重要な一歩が踏み出されたと感じています。
早期発見には、実態把握と福祉・介護・医療・学校等の関係機関における研修等が重要です。こども未来局長や健康福祉局長は「地域包括ケアシステムを構築し、相談支援機関における関係者研修を検討していく」と明言しました。学校はヤングケアラーを発見しやすいにも関わらず、教職員等への周知が不十分です。教育次長は「専門家を招いた研修を行い情報提供・周知啓発を進める」と答弁しました。
いち早い救済を
相談体制の整備については、区役所等の相談窓口も当然に必要ですが、子どもにはハードルが高いことから、SNS等での相談体制を提案。本市は『かながわ子ども家庭110番相談LINE』と連携を図り相談を的確に受けていくとしています。
「きょうだい児」支援
国の支援策の中に「幼いきょうだいをケアするヤングケアラーへの支援」も示されました。障害や病気がある子ども『きょうだい』や、親の関心が十分に届かない子どもたちを地域が支援し、子どもが自分らしく生きていくことは、私自身の経験からもとても重要だと感じています。
国には、家族の負担軽減や児童の自立支援メニューが多くあることから、実施に向けた検討を強く要望しました。
駐輪場整備が実現
宮崎台駅周辺の駐輪場不足や、歩道に暫定駐輪場がある事で通行に支障が生じていることから、新たな駐輪場の整備を求めて参りました。この度、収容台数約300台の駐輪場整備が決まり、2022年4月に供用開始予定です。
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4月26日
4月19日