神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2022年9月16日 エリアトップへ

白土新体操クラブ 無料教室でウクライナ支援 避難者の交流の場にも

社会

公開:2022年9月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
講師の指導で自由に体を動かす子ども=9月12日
講師の指導で自由に体を動かす子ども=9月12日

 白土新体操クラブを運営するNPO法人ミライポップ・アカデミー(白土祐史理事長・42)が、ウクライナから避難してきた子どもたちに向けて、無料の体操教室を開催している。参加者は足立区や藤沢など市外からも訪れ、避難者のコミュニティーの場にもなっている。

 教室は毎週月曜日の午後5時から1時間、フロンタウンさぎぬまの多目的ホールで開催している。9月12日に行われた会には、6歳と7歳の5人の子どもが参加。柔軟や、ボールを使った体操などの初級レッスンを行った。講師の明瀬イリーナさん(42)は「心に傷を負っている子もいる。きつく叱らず、自由に少しずつ進めるようにしている」と注意を払う。教室を毎日楽しみにしている子どもも多い。一方、参加者の中には、自宅にミサイルが落ち、死体が転がる中を命からがら逃げてきたことを思い出して、突然泣き出す子もいたという。

 子どもが教室を楽しむ間、保護者らは思いおもいに過ごして待つ。「色々なコミュニティーの場があるが、子どもは子ども同士、親は親同士で交流できてありがたい」。言葉の壁があるため、教室が不足する情報を交換する交流の場にもなっている。

できる範囲で最大限

 ロシアのウクライナ侵攻のニュースを見た同クラブの白土さんが、「できる支援はないか」と発案。ウクライナ大使館や出入国在留管理庁などに問い合わせたところ、日本への避難者は6月時点で約1300人、8月には1800人に増えており、そのうち400人ほどが東京か神奈川に住んでいることがわかった。「『新体操大国』として知られるウクライナの子どもたちが、せめてストレスなく過ごし新体操を続けられたら」と、生業としている体操での支援を決めた。

 講師のイリーナさんはクラブ生の保護者。ウクライナ出身で、新体操の講師経験者だったことから協力を依頼した。「感謝したい。できることをやらせてほしい」と快諾し、通訳も務めている。

 開催の告知は、ウクライナ避難者向けのウェブサイトに掲載されているほか、フェイスブックのウクライナ人コミュニティーページでも周知している。事前申し込みを受け付けていないため、来場があるかも分からない中、初回となった8月1日は2人の子どもと保護者が訪れた。白土さんは「苦しい状況が続いているが、応援している」と伝えると感謝され、「やって良かった」と涙したという。

 白土さんは「各業種でできることがあるはず。これを起因に支援の輪が広がっていくことを願っている」と期待を込める。現在教室は、場所を確保できた2月までを予定しており、「できる範囲の中でだが、やれることは最大限やっていきたい」と抱負を話した。

白土さん(左)とイリーナさん
白土さん(左)とイリーナさん

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

宮前区版のトップニュース最新6

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

市民の「誇り」向上

市民の「誇り」向上

都市イメージ調査

4月5日

女性管理職は過去最高

川崎市

女性管理職は過去最高

職員2024年度人事

4月5日

県庁で凱旋公演

インクルーシブ合唱団

県庁で凱旋公演

手話と歌で音楽表現

3月29日

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

間もなく3カ月 啓発に力

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook