VOL.61 「市民(あなた)の視点」で市政改革!!ふるさと納税による深刻な影響! 川崎市議会議員 浅野文直
地方財政の面倒を交付金等では手当しきれなくなった国の苦肉の策で生まれたふるさと納税。川崎市への影響は甚大なものとなっています。
【現状】【1】川崎市からの流出額は平成27年で2億円程度でしたが、令和4年では103億円を見込んでいます。これは切り詰めて断行した行財政改革の効果額51億円を大きく上回り行政サービスの運営に影響を与えています。【2】川崎市への受納を増やすべく返礼品に工夫を凝らして5億円程度が見込める様になりました。(別途、返礼品を求めない寄付が例年1億〜5億円程度あり)【3】他都市では返礼品業者と職員との贈収賄事件も発生。【4】他(NPO等)の寄付への影響懸念。
【対策】【1】国税の約20%は地方交付税になっており本来の制度で賄うべきであり、国に対して改善を要求中。【2】大都市でも寄付を多く集める都市はあり、現状制度化では川崎市も改善(スポーツや高度技術の利用等)しなければならない。【3】根本的な課題として、川崎市に納税したくなる行政サービスの提供、川崎市への愛着の醸成につながるイベント実施。
【新案】行政では珍しいクラウドファンディングを実施。【1】市制100周年に向けた白黒写真のカラー化(目標達成)【2】夢見ヶ崎動物公園の動物たちへの飼育診療等(目標を拡大中。ぜひ、ふるさとチョイスのサイトからご協力ください)
★このままでは市政運営に支障が出ます。ふるさと納税の改善、返礼品の工夫だけではなく、納税したくなる故郷・川崎づくりに邁進いたします。
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5月3日
4月26日