県政報告 逆介護保険をさらに広げていく1年に 〜宮前区の皆様への感謝を忘れずに活動〜県会議員 そえだ勝
昨年は私も自らの主要政策である「逆介護保険」を川崎市から神奈川県全体へ、そして日本全体へと広げる第一歩を踏み出せた1年となりました。県議会では厚生常任委員会に所属させて頂き、私にとってはそこに集中できる委員会です。
介護保険に対して、介護ヘルパーとして感じた矛盾が私の政治家としての原点です。現状の介護保険は「ヘルパーにとっては、高齢者の介護状態を悪化させるほど、報酬が増える。反対にヘルパーが頑張って良質介護をし、状態を改善させると、報酬が減る」という現実があります。この矛盾を逆転させるから、逆介護保険。「要介護度や心身状態改善に対して、成果報酬を付与」。つまり状態改善への報酬増であり、今の介護保険とは逆の発想の仕組みです。
川崎市では一定の成果を上げ、高齢者介護費用が減少し、財源を生み出すことができました。この成果を広げて、介護保険法改正につなげていくことが、まずは目指すところです。そして、より多くの元気高齢者を増やし、多くの財源ねん出を実現し、それを子育て・教育に回していきます。
私はこの政策を前面に掲げて議員活動をしてきました。そして、多くの方々からご共感頂き、政治家としての現在があります。言い換えれば、宮前区の皆様からお育てを頂いたからこそ、今があります。
私は率直に宮前区の皆様に対して、感謝の念が本当に強くあります。だからこそ、地元の皆様に対して、自分の公約の進捗状況を常に報告する責務があると感じており、政治家になってから12年間、駅での活動報告をし続けてきました。また、『持続可能な介護保険制度の考え方』という、介護保険法改正案の書籍も出版しました。
今年も「実現できたこと、一方でできなかったことと、その理由」をしっかり報告し続けていく信念を曲げずに活動して参ります。「新年」もこの「信念」を変えることなく、宮前区の皆様のお役に立つべく、努力していく所存です。
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5月24日
5月17日