川崎市は2月7日、元祖ニュータンタンメン本舗が監修した「こどもニュータンタンメン」を、給食の新メニューとして公立21保育園で提供した。
今年7月に市制100周年を迎える川崎市。公立保育園では、記念事業の一貫として、川崎の特産品や郷土料理をアレンジした献立を給食に取り入れる取り組みを進めている。
ソウルフードとして市民に親しまれているニュータンタンメンを、中有馬保育園の栄養士・清水礼子さんらが給食メニューとして考案。鶏ガラや野菜から煮出したコクあるスープを使用し、調味料は控えめだが特徴であるニンニクの風味やふんわり卵を再現。子どもが楽しめるよう、唐辛子などの香辛料は使わず、パプリカパウダーで赤味を出した。
土橋保育園では、120人の園児が新メニューを堪能。大きな口をあけて食べた5歳の男の子は「おいしいから、おかわりしたい」と笑顔。清水さんは「苦労したけど、園児の喜ぶ姿を見られてよかった」と話した。
市は今後も、子どもたちに郷土の味を伝える企画を予定している。
![]() おやつとして提供されたこどもニュータンタンメン
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