神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2024年3月15日 エリアトップへ

令和6年度第1回定例会 市政報告【3】 「子どもを守る」支援充実を 公明党川崎市議会議員団 工藤れいこ

公開:2024年3月15日

  • X
  • LINE
  • hatena

不登校相談窓口の周知は入学前から

 不登校児童生徒数は、令和4年度には全国で約30万人、本市でも2816人となり前年度より上昇し、特に低年齢化が著しくなっています。

 令和6年度の川崎市予算案には、不登校対策推進事業には2441万5千円を計上。小中学校8校をモデルに「別室指導体制」の充実を行うとしています。別室の担当者と信頼関係を深めることで児童生徒の登校への不安や緊張を緩和させるねらいです。

 一方で、不登校にはさまざまな要因があり、悩みに寄り添った細やかな対応が求められます。保護者からは「専門家のアドバイスを受けたいが、どこに相談したらいいかわからない」という声も届いています。

 市からは、入学前の健診等で対応やケアについて周知し、保護者が相談しやすい環境を整えるとの答弁がありましたが、相談窓口の周知は各校ホームページや情報配信システム「ミマモルメ」に掲載し、求める方へ必要な情報が届くよう、孤立させない対策を求めていきます。

居場所づくり強化へ

 「ひきこもり地域支援センター」をご存知でしょうか。令和3年に川崎駅近くの複合福祉センターに設立され、社会的ひきこもりの当事者や家族を対象に、面接や電話相談で支援を行っています。不登校がひきこもりの要因となっているケースもあり、不登校対策からの切れ目のない支援も重要と考えます。

 しかし、同センターの市民への認知度には課題があり、当事者目線のホームページ作成や、SNSでの広報も拡充するよう求めます。合わせて、当事者や家族、支援者同士がつながり交流することや、予約なしでお茶を飲むだけでもいいような、ふらっと立ち寄れるような居場所作りも必要ではないでしょうか。

通学路の安全対策は

 まもなく新入学シーズンを迎えますが、初めての通学路に危険がないか心配な保護者も多いかと思います。

 本市では保護者や地域住民、学校や警察などと連携して通学路を点検する「通学路交通安全プログラム」があります。横断歩道の補修は設置管理する交通管理者が対応しますが、通学路の改善要望には声を挙げることができます。

 区内有馬小の通学路にも歩道へ渡るための横断歩道が消えかかり、車が止まらない大変危険な箇所があります。早急な対応と、児童生徒への交通事故防止の取り組み強化を強く望みます。

公明党川崎市議会議員団 工藤れいこ

川崎市川崎区宮本町1 市議会控え室

https://www.komei.or.jp/km/miyamae-kudou-reiko/

宮前区版の意見広告・議会報告最新6

災害に強い川崎へ!(上)

宮前ガバナンス4月号 連載寄稿

災害に強い川崎へ!(上)

〜かわさき強靱化計画〜川崎市議会議員 石田 やすひろ

4月19日

24年度予算、未来に向け推進

県政報告

24年度予算、未来に向け推進

県議会議員(自民党)持田文男

4月12日

菅生保育園敷地の将来的活用について

市政報告Vol.48

菅生保育園敷地の将来的活用について

川崎市議会議員 矢沢たかお

3月29日

一年間の議会活動を振り返る

市議会報告  あしたの川崎・日本維新の会川崎市議団

一年間の議会活動を振り返る

 高戸ともこ

3月29日

若年性認知症の支援体制の強化

一人によりそう。明日へつなぐ。 市政報告

若年性認知症の支援体制の強化

公明党川崎市議会議員団 田村しんいちろう

3月29日

「市民(あなた)の視点」で市政改革!!予算審査特別委員会での質問報告!

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook