神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2024年4月19日 エリアトップへ

ふるさと納税の活用事業 川崎市 若者文化推進など追加

社会

公開:2024年4月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
休憩する盲導犬
休憩する盲導犬

 川崎市は4月2日、ふるさと納税の活用事業に「若者文化の推進」など3項目を追加した。今回の追加は「返礼品ありき」ではないふるさと納税寄付者に向けたもの。税金流出に危機感を募らせている市は「寄付額倍増」に向けて多方面へのアピールに余念がない。

 今回、市が新たに活用事業に加えたのは、ブレイキンやスケートボードなどの練習に必要な環境の整備に加え、対応が遅れていた盲導犬などの補助犬に対する医療費助成、そして岡本太郎美術館(多摩区)の作品保護や次世代への継承事業など。寄付金の使い道は計46事業となった。

 2008年にスタートしたふるさと納税は、当初は「返礼品ありき」ではなかったが、返礼品の解禁以降は競争が激化。市も「本来の目的に反する」と従来型を維持していたが、19年度に返礼品制度に参入した。

 4月2日の定例会見で福田紀彦市長が「流出分を取り返す」と発言するなど、損失分奪還に躍起な一方で、市の担当者によれば「ふるさと納税の認知度が上がった影響で、従来型の寄付額も上昇傾向にある」という。

 実際、21年度は民間ポータルサイト経由の寄付額約3億5140万円(約1万5600件)に対し、従来型の寄付は約5億7500万円(同531件)。23年度も、昨年12月までの9か月間で341件の寄付で6億円超を受納した。

 市の担当者は「事業自体を応援していただける寄付者に向けても、積極的に情報を発信していく」と話している。

<PR>

宮前区版のローカルニュース最新6

運営会社に削除要請

ネットの差別的言動34件 川崎市

運営会社に削除要請

2月11日

本を通じたまちづくり

本を通じたまちづくり

向丘出張所で講座

2月10日

クリスマスローズ即売会

クリスマスローズ即売会

2月24日 鷺沼キリスト教会で

2月8日

石川市議の活動25年祝う

日本共産党・宮前区後援会

石川市議の活動25年祝う

2月7日

障害への理解深めて

障害への理解深めて

まじわーる宮前で講座

2月7日

立民 現職2人擁立へ

参院選

立民 現職2人擁立へ

牧山氏と水野氏

2月7日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月7日0:00更新

  • 1月17日0:00更新

  • 1月10日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年2月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook