「自分の命は自分で守る、考える力」を養う 市政報告 「防災教育」の強化を 公明党川崎市議会議員団 田村しんいちろう
12月の議会では、川崎市における防災対策のなかでも「防災教育」ほかについて質問しました。
東日本大震災を教訓に「自分の命は自分で守る」「自分で考える力」「自らが判断する力」を養う防災教育のさらなる強化が必要であると考えます。また、子ども達は放課後や休日など学校以外で過ごす時間が長く、これまでの学校での避難訓練やマニュアルだけでは限界があります。学校の立地を踏まえた訓練の実施等、地域の実情にあった防災教育にも取り組むべきです。質問に対して教育長からは、教職員の研修や学校防災マニュアルの検討会の実施といった防災教育の推進と防災管理体制の構築等に加えて、児童生徒が、いつ、どこで災害に遭遇しても一人ひとりが臨機応変に判断行動できるよう、「防災リーフレット」の作成を進めていくとの答弁を得ました。今年度内に市立学校の全児童生徒に配布される予定です。
自殺予防対策について
公明党が推進している「新しい福祉」という観点から、これまでも児童虐待防止、DV等について、市の取組みを質してきましたが、自殺予防についてもしっかりとした対策を講じていかなくてはなりません。再び自殺を図る可能性が高い自殺未遂者及びその家族への支援体制の強化や整備等に加え、今定例会では小・中学校における「命を大切にする教育」の取組み策として、WHO(世界保健機関)が掲げる、健康でいきいきと生きるための能力を身につける「ライフスキル教育」の導入と小学校へのスクールカウンセラー等の配置など、支援体制の充実による自殺防止の環境づくりを要望しました。
このほか、エネルギー対策等、太陽光発電設備の導入促進に向けた設置補助事業の継続などについて市の取組みを質しました。
本年も市民の暮らしに寄り添う取組みを全力で続けてまいります。
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4月26日
4月19日