市政報告 小児医療費無料化一部負担金導入は許せません 川崎市議会議員 石川けんじ
10月17日まで行われている第3回市議会定例会で小児医療費の小学校4年から6年までの無料化とともに、最大500円の窓口負担を導入する議案が提案され、議論になっています。
福田市長は、日本共産党の代表質問への答弁で、その理由を「恒久的な支出を伴う」「全国的な医療費の増大や医療機関の疲弊」などを勘案した結果、「保護者に負担していただく決断をした」と述べています。
しかし、小児科の疲弊の問題は、小児科不足の根本的な解決策を国を含めて考えることです。市の財政状況も、2015年度の決算は、当初予算で計上された54億円の「減債基金」からの借り入れを行うことなく、さらに積み増しをした上で、2億700万円の黒字決算となりました。これは、収支が黒字に転じるのは2019年度からとしていた市の財政の見通しよりも4年も早いことになります。さらに市の「貯蓄」とも言える「減債基金」の残高が2015年度末で約1961億円になり10年後には約3000億円になると予測されています。「財政が困難」とはいえない状況です。私たちは、当面、小学校6年生までの小児医療費の完全無料化を、所得制限を無くし実施する条例の修正案を提案する予定です。
日本共産党川崎市議会議員(宮前区) 石川けんじ
〒216-0024 川崎市宮前区南平台18-15
TEK:044-978-0456
FAX:044-978-0345
|
|
|
|
|
|
5月3日
4月26日