市政報告 区民の声生かしたバス路線の充実を 川崎市議会議員 石川けんじ
現在、社会実験が行われている「たまプラーザ=向丘遊園駅間のバス路線の社会実験」は、1月31日で半年間の実験を終え、1月に行われる3回目の利用者アンケートを受け実施の可否を判断することになります。2回目までの評価は「利用者数は、目標に達していないが、今後の利用意向などの、他の項目では目標値に達している」と、本格実施の可能性を示しています。交通局も実験後の2〜3月の継続運行を東急バス株式会社と協議するとしています。
この路線は、地元の声を市がくみ上げた形で社会実験まで漕ぎ着けたものですが、宮前区では住民参加で、宮前平駅=宮崎台駅=虎ノ門病院を結ぶ「虹バス」を実現した経験があります。まちづくり協議会の交通部会の粘り強い努力と東急バス(株)、医師会の協力、宮前区役所のバックアップが実を結んだものです。住民参加によるバス路線の充実について、私は市長に「市や区と事業者、区民が一堂に会し、交通問題を協議する場の設定ができないか」質しました。福田紀彦市長の答弁は「地元の要望を丁寧にくみ取り、地域交通の充実に努めたい」に止まりましたが、今後、鷺沼駅の駅前再整備で新たな路線新設の可能性も出ています。住民参加の交通問題の協議の場が求められています。
日本共産党川崎市議会議員(宮前区) 石川けんじ
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5月3日
4月26日