『せいじのみかた』VOL.87 レスリング協会不正経理 更に232万円増ほぼ全額不適正 神奈川県議会議員 飯田満
県レスリング協会の男性役員が、県体育協会を通して交付されている選手強化費補助金約740万円を不適正に経理処理していた問題で、その後も県が追加調査をおこなった結果、さらに不適正経理は39件、約232万円増え、約969万円になることが県民スポーツ常任委員会での報告で分かりました。
補助金は県が県体育協会に国体等関連事業負担金として支出し、県体協が41競技団に選手強化費として補助金を交付しています。
県レスリング協会へは、平成23年度から平成28年度までの6年間で合計1127万円の補助金が交付されました。再調査した結果、指導者謝金の領収書偽造や強化合宿費を参加者から徴収していたにも係らず補助金で支出した虚偽報告をするなどして補助金を不正に得ていたことが改めて分かりました。
飯田は12日、県議会「県民・スポーツ常任委員会」で、責任の所在について質問。県は「県体協に対し、加算金を含め約1100万円の返還請求をおこない、県レスリング協会の対応しだいでは、男性役員の告訴も辞さない」と踏み込んだ答弁をしました。
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4月26日
4月19日