市政報告Vol.28 地域の声を市政に!市長に要望書を提出 川崎市議会議員 矢沢たかお
市議会の第5回定例会が11月25日から12月18日までの会期で開かれています。宮前区選出の市議会議員団で11月26日、福田市長に「令和2年度予算」について宮前区の要望書を手渡してきました。
市長に対する区議員団の予算要望は、毎年行われています。私は今年度の幹事として、各議員の意見を取りまとめ、代表して市長に要望を伝えさせていただきました。要望書の中身は、宮前区民の切実な声を反映したもので、緊急要望事項11項目、重要要望事項9項目からなっています。
横浜市営地下鉄延伸東側ルートの推進
緊急要望事項の1番目には「横浜市高速鉄道3号線の延伸事業に伴う予算措置と東側ルートの推進」を掲げています。あざみ野から新百合ヶ丘までをつなぐ地下鉄の延伸事業です。市は川崎側の3つのルート案を示し、宮前区に近い東側ルートを「有力案」としていました。鉄道が3駅しかない宮前区にとって、東側ルートが切望されます。市は11月21日に基本的な考え方として東側ルートを有力案から「有力候補」と位置付けることを発表しましたが、最終的なルート決定ではありません。しっかりと東側ルートが選定されるよう市長に要望しました。
台風の対応、検証を
台風15号と19号では市内で多くの被害がありました。宮前区内では倒木、土砂崩れがあり、今後の避難所施設・運営のあり方にも課題が残りました。緊急要望に「防災減災対策」の項目を盛り込んでいますが、支援・対策の強化だけでなく「検証」にも重きを置いて要望致しました。しっかり検証し、今後の対策に活かすことが重要です。老朽化した街路樹の再生、がけ崩れや冠水の対策など区には区の地域特性があります。全市の検証に加え、区ごとの対応が求められます。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日