市民のシビックプライドを醸成 12月議会報告 コロナ克服へ総力を挙げる 公明党 川崎市議会議員 山田はるひこ
●新型コロナウイルス・がん・認知症の研究開発を検証
米ファイザー社等の製薬企業によるmRNAワクチンの実用化に注目が集まる中、本市のキングスカイフロントにあるナノ医療イノベーションセンター(iCONM)では、新型コロナウイルス感染症のmRNAワクチンと片岡一則センター長(東大名誉教授)が開発したスマートナノマシンを応用し、薬剤を効率よく送達し、少量の接種で十分な免疫を獲得できる研究が進められています。また、難治性がんやアルツハイマー病の研究も進み、昨年9月には難治性乳がんの臨床試験が開始、アルツハイマー病も従来の100倍効率よく脳内へ投薬を可能とする成果が動物実験で確認され今後、臨床試験に移行する予定とのことです。
私は、iCONM等の研究成果をしっかりと市民へ伝えていくことが本市シビックプライドの醸成に繋がるものと考えます。
そして人類の悲願ともいえるiCONMの中核研究である「体内病院」が、1日も早く実現するよう期待したいと思います。
●台風等に水防センターを活用
昨年の予算議会で、多摩防災センターを本市水防センターとして活用するよう提案。市は、国・県と連携し検証、その有用性が評価されWi-Fi環境や新総合情報システム導入を整備しました。台風の場合、進路や勢力等が事前に把握でき対策する事で被害を最小限にし、発災後の対応も速やかに移す事も出来ます。関係局区・機関と共に民間事業者とのタイムラインを明確にすることが重要と指摘。市はタイムラインを早急に検討すると回答しました。
また、台風19号で民間住宅や事業所の床下に溜まった排水作業の課題についても、提案の防災資器材補助メニューに可動式排水ポンプを追加する事や、本年1月からは防災協力事業者向けの研修会を7区で開催すること等が決まりました。
今後とも、市民の安全安心のためしっかり取り組んでまいります。
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5月3日
4月26日