市政報告 暮らしを守る 安心をカタチに 公明党川崎市議会議員団 山田はるひこ
矢上川地下調節池事業進捗
神奈川県の事業である矢上川地下調節池は、時間雨量60ミリの降雨を安全に流下させる目的で、台風や集中豪雨時に矢上川に水を取水し、地下トンネルに約19万4千立方メートルを貯留するものです。県は、本事業の調査を平成19年3月より開始。私は、同年の第5回定例会(12月議会)に、野川地区などこれまで度々浸水被害を受けてきた経緯から、取水施設をJR貨物梶ヶ谷ターミナル駅付近につくる事、そのために必要な県管轄区域の延伸などを具体的に提案し、県への働きかけを市に要請しました。
現在までに、野川東住宅付近に中間立坑、JR貨物梶ヶ谷ターミナル駅付近に発進立坑が完成。事業効果は、野川地区を含め、JR貨物梶ヶ谷ターミナル駅付近から東急東横線までの矢上川沿いで想定される約200ヘクタールの浸水被害の軽減が見込まれるなど、下流河川への流量を調整する事で、洪水被害を軽減する事が期待できると回答しました。
切れ目ない医療介護の提供体制
急速な高齢化に伴い、医療・介護が切れ目なく提供される体制整備が重要と、これまでの取組みと成果を質しました。市は病床機能の確保や在宅医療・介護サービスの提供体制の構築、それらを支える医療従事者の確保として市立看護大学の4月開校を回答しました。
認知症疾患医療センターを拡充
認知症は、誰にでも起きうる病気、65歳以上の7人に1人が罹患していると言われます。市立川崎病院は、昨年8月、市の認定を受け認知症疾患医療センターを開設。早期に発見し、専門医による治療が大切なことから「もの忘れ外来」を設置しました。市内の専門病院は、日本医科大学武蔵小杉病院、聖マリアンナ医科大学病院、かわさき記念病院を含め4カ所に拡充されました。
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4月26日
4月19日