神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2011年10月20日 エリアトップへ

「第1回アレサふれあいまつりinまちだテクノパーク」の実行委員長を務める 佐藤 通さん 小山町在住 47歳

公開:2011年10月20日

  • LINE
  • hatena

お祭りで愛着湧く町に

 ○…「皆の記憶に残るお祭りをすれば、より地元が好きになる。そうすれば商店や企業も活気付くし、『この町を守りたい』と防犯意識も高まる。子どもたちが安心して暮らせる町になる」。企業や学校など、組織が抱える悩みは様ざまだが、イベントを行なうことで横の繋がりが芽生え、問題が解決するという。「繋がり合う機会が必要。悩みは輪の外に発信して皆で助け合わないと」。”ふれあい”祭りが果たす役割は大きい。

 ○…生まれも育ちも小山町。アレサ商栄会会長として「どうにかして町を進化させたい」と昨年、地域に根付いた様ざまな団体を招き、座談会を提案して開催。住みよい町づくりを目指す中で、お祭りの企画が少しずつ持ち上がった。「相原・小山地区は昔から住む方も新たに移住してきた方もいる場所。でも良い町にしたいと思う気持ちは一緒」。小さな子どもが遊べ、お年寄りが気軽に立ち寄れるイベント作りに励んだ。

 ○…創業80年を越える老舗米店「佐藤商店」の代表。「先代から受け継いでいるから頑張らないと」にっこり。東日本大震災発生後も「町のお米屋が品切れではいけない」と運送ルートを増やして販売を続け、東北にも支援物資としてお米を送った。「仕事はお米作りと一緒、コツコツとね」

 ○…「七夕といったら仙台、B級グルメといったら厚木や富士宮や横手。将来的に町田といえば”アレサ祭り”にしたいね」。土台作りとなった第1回、課題がいくつか見つかった。「グルメでもダンスでもスポーツでも、柱を作っていきたい」。イベントの目玉が明確に分かればより認知度が上がる。出展希望の問合せが多かったので、スケジュール調整の改善も考えなくてはいけない。「雨でも楽しかったと思って貰えるような、様ざまな状況に対応できる企画も増やさないと」。来てもらうお祭りから行きたくなるお祭りへ、伝統行事を目指す『町田のアレサ』はまだ出発したばかりだ。
 

町田版の人物風土記最新6

戸羽 一さん

町田市歯科医師会の会長に就いた

戸羽 一さん

真光寺在住 61歳

7月25日

高橋 南保子さん

NBA所属チームのチアリーダーオーディションに挑戦している

高橋 南保子さん

町田市出身 25歳

7月18日

谷 博夫さん

町田リス園の園長に今年6月、就任した

谷 博夫さん

旭町在住 66歳

7月4日

栗原 寛さん

主婦らが参加するアマチュアの合唱大会に男性として初めて出場した

栗原 寛さん

都内在住 45歳

6月27日

沼田 拓海さん

南町田を生活拠点にアメリカで開催する自動車レース「F4」を目指す

沼田 拓海さん

横浜市在住 20歳

6月20日

大槻 達也さん

町田を拠点に学校運営にあたる桜美林学園の理事長に就いた

大槻 達也さん

武蔵野市在住 65歳

6月13日

あっとほーむデスク

  • 7月25日0:00更新

  • 5月30日0:00更新

  • 5月16日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年7月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook