FC町田ゼルビアは5日、元日本代表DFの相馬直樹氏の監督就任を発表した。2010年にもゼルビアの監督を務めていて4シーズンぶりの復帰となる。
相馬氏はJ2昇格を狙う2010年のゼルビアで指揮を執り、19勝4分11敗で3位となり、成績面ではJ2昇格のハードルをクリアしたが、スタジアムの設備面などで昇格条件をクリアできなかった。相馬氏自身、初の監督キャリアだった年で、翌年にはJ1川崎フロンターレで監督、2013年シーズンはJ2モンテディオ山形でヘッドコーチを務めた。
相馬氏はチームを通じ「監督として最初のキャリアとなったチームでもう一度、指揮を執れるということは本当に嬉しく、光栄です。懐かしいという気持ちがある一方、チームはこの数年間で成長されていることと思います。私としては、また新しい気持ちで挑戦したいと考えています」とコメントし、来シーズンについては、「J2昇格ということを目標にやっていきますが、試合を観戦に来ていただいた方が、また次も観に行きたいと思ってもらえるようなサッカーを披露したいと思います。ファン・サポーターの皆様に愛されるチーム作りをしていきたいと思いますので、ぜひ一緒に戦って下さい。宜しくお願いいたします」と呼びかけている。
ゼルビアは今シーズン、元日本代表のDF秋田豊氏を監督に迎え、J2復帰を目指していたが、成績不振などにより6月に監督を解任。その後、楠瀬直木氏が監督代行を務めたが、最終成績は18勝7分9敗で4位に終わった。
ゼルビアは来シーズンから新設されたJ3に参加し、J2昇格を目指す。
※相馬直樹氏=1971年静岡県清水市生まれ。98年フランスW杯出場。清水東高校→早稲田大学→鹿島アントラーズ→東京ヴェルディ1969→鹿島アントラーズ→川崎フロンターレ
町田版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|