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町田胃腸病院 眼科より【4】 「白内障その2」 医療法人社団 史世会
白内障手術は濁った水晶体を超音波で破砕、吸引し、代わりに眼内レンズを入れる手術です。その眼内レンズですが、通常のレンズと、特殊なレンズがあります。
特殊なレンズの中にトーリックレンズがありますが、これは乱視を矯正するレンズです。乱視の種類は眼鏡レンズで矯正できる正乱視と眼鏡レンズでも矯正できない不正乱視に分けられます。
また原因別にみると角膜乱視と水晶体乱視に分かれます。水晶体乱視は白内障の状態に伴って変化し、角膜乱視は年齢とともに若干変化します。正乱視でかつ角膜乱視が強い場合には、トーリックレンズでの矯正が可能となります。トーリックレンズは特殊なレンズではありますが、保険診療内で行う事が可能です。当院では術前にトーリックレンズの適応があるか検討し、適応がある場合には積極的にトーリックレンズを入れるようにしております。白内障手術時にトーリックレンズによる乱視矯正を希望される方はご相談下さい。
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